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塗料の保管と廃棄方法塗料の保管方法
「あまってしまった塗料はどうしたらいい?」というご質問をよくいただきます。 塗料の基本の保管方法1. しっかり密封する当たり前のことですが、塗料の内容成分が蒸発せず、外気に触れないようにしっかり密封する必要があります。 2. 冷暗所で保管する直射日光の当たらない、暑くならない場所に保管します。 3. 40℃以上0℃以下にならない場所で保管する特に、水性塗料は-5℃以下で凍結してしまい、使用できなくなります。 さらに塗料を長持ちさせるための方法1. 塗料の量が減ってきたら、小さい容器に入れ替える缶や容器の中の塗料の量が減ってきましたら、その中の空気で乾燥や酸化してしまう場合があります。ですので、より小さめの容器に入れ替え、容器の空気の量を少なくなるようにすると長持ちします。 2. シンナーや水を入れてからふたをする塗料が減ってきても別の容器がない場合、また詰め替えるのが容易ではない場合は、油性の場合はシンナーを、水性の場合は水を少量いれて置きます。 長期保存した場合の注意点1. 塗料の表面に「皮」が貼っていませんか?特に、フタル酸や水性系の塗料で、表面だけが乾燥してしまっている状態です。皮を取り除けば使える場合が多いですが、色が変わってしまってしまったり、樹脂の量が減り艶が引けたり、本来の性能が出ない可能性もあります。試し塗りをしてみてください。 2. 色が分離していませんか?塗料の原色は長期間たつと軽い色が上にあがり、重たい色が底にたまってしまいます。本来の色が出るようによくかき混ぜてください。 3. 粘度が高くありませんか?どろっとして塗りにくくなっている場合、油性塗料なら適合するシンナー、水性塗料なら水道水でうすめて使いやすくしてください。 塗料の廃棄方法液体の状態である場合廃塗料を回収してくれる業者が全国にあります。地方自治体の指示に従ってください。 カチカチに固まっている場合塗料ではなくなっているので、プラスチックと同様に廃棄することができます。こちらも地方自治体の指示に従ってください。
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